雪が降る日は、神経ピリピリ。
1月24日火曜
寒波らしいです。
穏やかな朝で始まった今日は、帰宅が困難になる妄想ばかりで仕事が手につかなかった。
雪は16時過ぎには家の前を真っ白にしていた。
だけど、職場でそれを知らない私は、危険を回避することで頭がいっぱいだった。
雪が積もらないうちに早く帰りたいと、時計ばかり見る。
坂の前にきたらそのまま登るべきか、駅前のパーキングに停めて徒歩で帰宅するか。
仕事が終わって車に乗り込む、運転はとても怖かった。
いつもと違う天気予報の声のトーン、早朝の大雪警報。それらが妄想を大きくしていく。スリップして崖から滑り落ちる私の車。救急車、、人 人。
運転しながら妄想は続く。
道の両端は雪で白くなっていた。その上を休校になった小学生が嬉しそうに歩いている。
車の中からそれを見ていて、子供たちも雪もいまいましいと感じていた。
雪が積もって楽しいことなど一つもない。
ドキドキしながら登りきった坂の角を曲がる。
そこから短い下り坂だが、雪はうっすら積もっているだけだった。
自宅車庫に停めホッとする。
道路の写真を撮って家に入った。
猫たちが面倒くさそうに私を見ていた。